2007年度の3月作品群です。

題名 頭の音楽

■解説■

その人は、いつも音楽がそばにいるみたいです。頭の上に、レコード盤があり、そこからレコードから流れる音楽が聞こえてくるみたいですね。そんな音楽に、魅かれてみんながわいわいとやってきてすぐにその人がいる場所は音楽場に早変わりです。僕らにとって、音楽は心の何かを埋めてくれる気がします。

題名 テレビから

■解説■

普段、何も出てくることもないテレビ。出てくることがないわけではないときもあるんですね。突然、テレビからテレビの住人が出てきましたよ。彼は、テレビの世界に飽きて現実の世界へとやってきたのかもしれません。新世界へとやってきた人を、暖かく歓迎しましょう。僕らは、普段、それが普遍的なものだと思っているものが崩れると困ることがあります。どうしたらいいのかと。

題名 靴の船

■解説■

その船は、他の船とは大きく違ってます。靴なんです。はたして、航行能力が自力にあるのでしょうか。普通に大海を流されているだけなのかもしれません。この靴の船が、何処へ向っているのでしょうか。何処かの港、それか浜辺にたどり着けるといいですね。僕らも、何処かにたどり着くことができるのでしょうか。

題名 喰らいつく

■解説■

突然、勢いよく上空より竜がやってきまはたよ。そして、大地に横たわる何かに喰らいつきました。きっとこの何かとは、竜をこのように引き寄せる特殊なものかもしれません。竜は、喰らいついたままその場を離れません。そのため、観測官が道具を使って竜の身体を量ってますね。僕らにも、何かそれを見た瞬間、目が話せずにじっとしてしまうものがありませんか。

題名 月への階段

■解説■

その階段は、どこまで続いているのでしょうか。天へと続いてます。いや、正確には月へと続いているようですね。地上から、月への階段。その階段には、何人もの人が月へ向っているみたいです。彼らの月詣では何のためでしょうか。僕らは、月に何かを感じる時があります。

題名 煙袋

■解説■

その人は、いつもそのリュックを背負って歩いてます。そのリュックからは、たくさんの煙が常に出てきます。はたして、そのリュックの中には何が入って煙を発生させているのでしょうか。その人は、常に周囲に煙があるため、マスクをしているみたいですね。このままこの人とリュックは煙と共に進んでいくのでしょうか。僕らは、周囲に何かがあるのかわからないときがありませんか。

題名 写真へ

■解説■

ここには、何枚もの写真があります。その一枚をある人が拾い上げてもっています。すると、不思議なことがおきました。写真を、持っていると滑り台みたいなものがどこからかやってきて写真の中へと続いてきます。そして、その滑り台を勢いよく滑って写真の中へと入っていく人たち。彼らは、現実の世界から写真の世界へと渡り歩く旅人なのかもしれません。僕らは、行ってみたい写真がありますか。

題名 スプーン

■解説■

たくさんのスプーンたちがいます。もしかしたら、ここはスプーンたちの国なのかもしれませんね。スプーンを使って行き交う人々。機械に頼らず、人の力だけで移動しているとはエコロジーな国なのかもしれません。スプーンは、いつ生まれたんでしょう。今後も、僕らにとって身近な存在でいてくれるのかわかりません。

題名 鳥注入

■解説■

どこから、エネルギーをもらわないとやっていけないときがあります。この化石化した鳥も、今はそんなときなのでしょう。勢いよく鳥へ何かが注ぎ込まれていますよ。その注ぎ込まれているホース状の中には人もいるみたいです。彼は、何か鳥の中に入って大きな起爆剤へと進化しょうとしているのかもしれません。僕らも、どこから知らずにエネルギーをもらって日々暮らしているのかもしれません。

題名 階段にて

■解説■

その階段は、どこまでつづいているのか分かりません。ただ進むのみなのかもしれません。最初のうちは、普通の階段の段差だったのに時折、とても登るのが辛い段差のところがあります。そのな時、一人では進むのを止めてしまってくじけていたのかもしれません。しかし、その人は一人ではありませんでした。友がいました。その友がいたからこそ、越えられる段差があるということを時折、ほんのわずかに後から気づくときが僕らにはあるのかもしれません。

題名 結晶動物

■解説■

その生き物は、背中に大きな結晶たちがいます。はじめは小さかった結晶たちも、その生き物と共に大きくなり、今ではこんなに大きくなったそうです。これからも、この生き物と共に大きく成長し続けることでしょう。命尽きるまで。僕らも、心のどこかに身体の成長と共に心の何かが成長している気がするときが時々あります。

題名 握手

■解説■

握手は、すべての始まりという人がいます。この人たちもどんな相手に対しても手を差し伸べて握手したいのでしょう。そのために、大きな人が突然、現れたとしても一生懸命に大きな義手で握手をしょうとしてますよ。その握手が、手のぬくもりが伝わらない時でも相手に何かが届くのではないかと僕らは思うときがあります。

題名 大魚掴む

■解説■

その大きな魚は、変わってます。その魚は、本来の領域の海中から抜け出し空へと飛び立とうとしているのです。そして、そんな魚を掴む人がいますよ。掴まっているとその人は魚と一緒にそのまま空へと飛んでいきそうです。はたして、この大魚は何処へと向っているのでしょうか。僕らも、その魚を今この場で逃さず、掴まるべきか悩みます。

題名 マントの筆

■解説■

さあ、筆で何か描いてみましょう。その大きな筆で、どすんと描きはじめるとみるみるうちに赤いラインがひかれていきます。そして、その赤いラインを器用に着こなしてマントにしている人がいます。元々、この筆に魔力があって物質化したのか。それとも、この人の手にかかれば絵の具を器用にマントにする特技を持っているのか。どちらが、正しいのか分かりませんが僕らは、ただ目の前にあるものを固定概念というのにとらわれすぎて鉄格子の中にいる時がありませんか。

題名 貝の声

■解説■

海たちの心の代弁者がいるそうです。それが、この貝なのかもしれません。そっと耳をその貝にかたむけるといろいろな海たちの声が聞こえてきそうです。海たちは、何を考え、何処に向っているのかは少しだけ聞いただけでは分かりません。ですが、根気強く聞くことで少しでも分かるように努力することが大事ではないのかと僕らは思うときがあります。

題名 隠れ月

■解説■

雲の合間に、何かが見えますよ。月ですね。雲が、ほとんど覆っていて、たまに雲の切れ目より、月が顔をのぞかせているようですね。月を、見に来た人たちも月がしっかり見えるまでじっと待っている様子です。僕らは、たまに見えるものに何か特別なものや力を感じる瞬間がありませんか。

題名 水路下り

■解説■

街を、いくつも走る水路は、水上の交通となっている街のようです。そんな街の水路を、夜、一人でブラブラと下るのが彼の趣味のようですね。月明かりのもと、彼は今日も夜の水の散歩を楽しんでいる様子です。僕らにも、いくつかの趣味が存在して、多様に楽しめていますか。

題名 恐竜ロード

■解説■

平原と呼ぶには、草木が少ない大地が広がってます。その大地に一本の道が、通ってますよ。この道は何処へ続くのか。道を進む人たちが、道の先を見るの何やら生き物が見えます。どうやら、この道は恐竜への道になっているようです。僕らは、先に危険があると分かっていても進みたくなると衝動を果たして抑えられますか。

題名 月夜のペンギン

■解説■

そのペンギンは、どこから来たのでしょうか。今は、夜。月と星たちが空で輝いています。そんなところへ巨大なペンギンが現れました。ペンギンは、友好を示すがごとく手を差し伸べました。その手をしっかりと握る人。僕らは、目の前に手が差し伸べられた時にどんな反応をしますか。その手を握ることが出来ますか。

題名 望遠鏡

■解説■

その望遠鏡で、何処を見ようとしているんでしょうか。彼は、いつも望遠鏡を覗いてます。彼にとって望遠鏡から見える情報はいつも同じだったのかもしれません。しかし、突然、同じ繰り返しの毎日は終わりました。望遠鏡に、人が見えたのです。その人は段々と自分に近づいてきているような気がします。僕らの心の望遠鏡は何処にあるんでしょうか。

題名 塔の風景球

■解説■

その風景は、いつでもどこでも誰からも見れるそうです。なぜなら、その風景は一つの細長い球体に収まっているからです。風景には、道があり、その道が続いて森に消えてゆき、その森の先には塔が見えます。一体、どこの風景なんでしょうか。僕らは、いつも何処かに自分だけの風景を持っている人がいます。その風景を大事にするのも大事にしないのもその人次第かもしれません。

題名 手滝

■解説■

上から下へと落ちていくこと。それは、自然の法則。重力の法則。世界には、たくさんの滝があります。そんな滝の中でも、ここの滝は変わっています。何もない空から水が勢いよく落ちてきています。それを手のようなものが受け流して滝を形成しているのです。空からなぜ水が落ちてくるのか。手のようなものが、なぜ、それを受け流しているのかは分かりません。ですが、それには何か必然ともいえる理由があるのかもしれません。僕らも、偶然と思って遭遇したものが実は必然だったのかもしれません。

題名 地図

■解説■

その地図は、今にも壊れそうです。あちらこちらで、裂け目が発生して地図に書かれた世界が分断としています。いずれは、無くなってしまうのでしょうか、この地図は。とても精細なバランスで世界が維持されていることを僕らはあまり知らないのかもしれません。

題名 釣り

■解説■

釣り人ですね。よい釣りスポットを、見つけたようです。すぐに魚がやってきましたよ。なかなか大物かもしれません。このまま釣り上げるのか。それとも、話し相手になってもらうのかは魚次第なのかもしれません。僕らも、じっと待つ時間というものの大切さをこの釣り人から知る必要があるのかもしれませんね。

題名 迷路

■解説■

最初は、自然界に偶然の産物にできた迷路のような土地だけしかありませんでした。しかし、人はそんな迷路に魅せられて自分らで迷路を作り出すということを始めていきました。この人の作り出した迷路に、何人かの人が好んで迷い込んでますよ。この迷路も、やがては加速度的に複雑になっていくんでしょう。それが人というものなのかもしれません。人が作ったらいいが抜け出せない迷路。僕らは、今、どの迷路に迷っていますか。

題名 作り出す

■解説■

最初からは、何もないものです。作り出して世界は広がっていくと言う人もいます。この人も、大きな生き物に乗り、世界のほんの一部をただいま製作中なのかもしれません。この人が、作り出した色たちがやがて大地や空になり、世界は広がっていくのでしょうか。僕らは、世界に対して何ができますか。

題名 掃除機

■解説■

何もかも吸い込んでしまう。そんな力をもつもの。それが、掃除機です。近代によって誕生したと思われる掃除機は、今やどんなところへも出現するものらしいですね。今日も、彼らはせっせっと自分の使命というか宿命を全うするために吸い込みの力を緩めることはありませんよ。うかうかしていると、僕らまで吸い込まれかねないのでご用心をしてください。それほど、現代は急いでいるのでしょうか。

題名 星の眠る場所

■解説■

星は、どこで寝ているんでしょうか。夜には、輝かなければいけないたくさんの星たちの中にも昼間、昼更かしてしまって夜がとっても眠い星がいるみたいですよ。そんな星が、夜、こっそりと眠る場所があるそうです。それは、とても険しい山脈を抜けるともしかしたら見つけることができるという秘境だそうです。僕らも、24時間、戦い続けている人たちに休み場所を与えられるような優しい人になりたいと思う人はいませんか。

題名 休憩

■解説■

白熱している試合。しかし、そんな時、バッターがバッターボックスに立つとバットの先に何やら生き物がいますよ。ちょっと休憩です。この生き物は、試合をまじかで観戦したいあまり入ってきてしまったのでしょうか。僕らも、白熱しすぎている時にちょっと頭を冷やすように休憩できる余裕が欲しいです。

題名 流星

■解説■

それは、旅をしていると偶然、出会う光景です。空に一筋の流星。それは、今後の進路に何かを予感させようとしているのかもしれませんね。僕らには、星の姿に何か先の道を見出そうとしている時があります。

題名 影鳥

■解説■

真っ暗の夜空。その夜空にライトを当ててみます。すると、ライトを当ててなかったら見えなかった者たちがライトに照らされて現れ出しました。彼らは、影鳥たちです。夜空に何も飛んでいないように見えてライト、光を当てると姿が見える変わった鳥たちだそうです。一瞬、何もないところに思いがけないものがあるときがあります。僕らは、それらを普段、気づかずに通り過ぎ行き交ってますが、ちょっと立ち止まってみるのかもいいのかもしれません。その時、不思議な発見があるかもしれません。

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