2006年度の7月作品群です。

題名 惑星儀

■解説■

星のすべてを、表す惑星儀。きっとこの人は、この星を常に観察する監察官なのかもしれません。この星の誕生から、星の死まで見届けるんでしょう。僕らは、一瞬、その星と時を共有することができますが永久にはできにないのです。

題名 ランプの火

■解説■

そこに、置かれていました。ランプです。ランプの中でも、火がメラメラと灯りをともしてます。このランプは、なぜここに置かれているのでしょうか。僕らには、わかりません。ですが、何か理由があると信じたいです。

題名 猫道

■解説■

猫には、密かに生息地域にいくつもの猫道をもっているそうです。その猫道は、普段は人が見つけることも見ることもできないそうです。しかし、たまたま偶然でしょうか。猫が、猫道を通るところを目撃しました。偶然の目撃に、僕らはとても驚きました。

題名 レコード

■解説■

それは、音楽を発生させる機械です。一枚のレコードを、のせてハリを置くとみるみる心地よい音楽が奏でます。音楽は、人の心を癒します。きっと心を、癒してほしい人たちがそのうちたくさんくるのでしょうね。僕らも、そんな人たちの中の一団なのかもしれません。

題名 浮き島

■解説■

浮いている島です。とても水分の多い島で、下のほうでは水漏れを起こしていますね。しかし、島はそんなことをお構いなしに浮き続けていますよ。きっと浮くことが大好きな島なんでしょうね。僕らが、乗っても浮き続けることはできるんでしょうか。

題名 棒高飛び

■解説■

おや、棒高飛びができそうな棒があります。どうやら棒を、つけた生き物らしいですね。思わず、飛びたくなったのかその棒を飛ぶ人がいますよ。うまく飛べるかな。僕らは、手に汗握る感じで見守ります。がんばれ。

題名 切手

■解説■

それぞれ吊り下がっている切手のような形をしたものたち。その中の一つを、手に取ろうとするとビリッリと切手は全身を震わします。とても臆病なんですね。今度、取りときはそっととってあげてくださいねと僕らはアドバイスしました。

題名 バンド

■解説■

腕に、バンドをつけます。ちょっとしたおしゃれです。おや、いつの間にかバンドにストラップがついてます。さらに、そのストラップに人が吊り下がってますよ。きっとこのバンドに魅かれて吊り下がっているんでしょうね。僕らも、ちょっとしたおしゃれに心がけてみませんか。

題名 飲料水

■解説■

いくつもの飲料水の入った物。その中の一つを、取り上げます。そして、口へ。一気に飲み干そうとする人。おや、しかし、その飲み途中のものの中には、誰かいますよ。なぜ、彼は中にいるのでしょうね。くれぐれも飲みすぎには気をつけましょうねと僕らはささやきます。

題名 電波冠

■解説■

ノリノリなその人。彼が、頭につけている冠から何やら電波を受信したり、送信したりしているみたいです。その電波が、彼をノリノリにするようなんです。きっととてもノリノリな電波なんでしょう。しかし、冠しすぎてその電波なしには生きていけなくなることにならないように注意してくださいねと僕らは、警告しました。

題名 指の力

■解説■

人には、秘めた力を隠し持っている人がいます。彼も、その一人です。指を、かかげるとみるみる四角が寄って集まってきましたよ。きっと四角を呼び寄せることのできる指なんですね。僕らは、ただそれを見ているだけしかできません。

題名 竹下駄

■解説■

どうして、人は高見を望むのか。竹下駄は、そんな人のための下駄なんですね。この下駄のおかげで、人より高くいられます。しかし、それは何か大事な意味があるのか僕らには、まだわかりません。

題名 台を囲み

■解説■

1台の台があります。台の両端に、モニタな人がそれぞれ向かい合って座ってます。二人は、台に写る雷模様がとても気になるようです。雷の観測でもしているのでしょうかね。僕らは、台の雷模様について何か説明してもらえないのでしょうか。

題名 書き上げ

■解説■

何を、書いているのでしょうか。すらすらと大きなペンが、大地に何か書き上げていきますよ。その書き上げた線に寄る生き物たち。人それぞれ、好きなことがありますが、彼らは、この線が大好きなようです。僕らは、何が好きかな。

題名 星の読書

■解説■

流れ星は、いつも何処かを流れています。でも、たまには休憩したいと思うときがあるそうです。そんなときは、ちょっと流れを停止して読書をするのがこの流れ星の休憩の取り方です。さあ、この本を読みきったらまた再び飛び立ちますか。

題名 助け合い

■解説■

ちょっとしたことでいいんです。ちょっとしたそのことが、大きな助け合いの輪を広めるんです。彼も、手を差し伸べる勇気によって助け合いを始めたようですよ。さあ、僕らもちょっとしたことからはじめてみましょう。

題名 足波

■解説■

たくさんの足たちが行き来しています。その中を、一人でたたずむ人がいます。突然、自分が周囲の足並みの違うことに気づくことありませんか。でも、気にしないで。その人自身の足の進み具合がきっとあるから。

題名 一本釣り

■解説■

まずは、川の流れを読むことからスタートです。そして、川の流れをつかんだらそのまま魚の流れもつかむんです。そうすれば、ほら。一匹、お魚を捕まえることができましたよ。僕らにも、まねすることができる芸当なのでしょうか。

題名 耳をすまして

■解説■

そのパイプから、いつも不思議な音楽が聞こえてきますよ。とても、いい音楽なので思わず立ち止まって耳をすましてしまう人が多いみたいです。僕らも、しばし音楽を聴きましょうか。

題名 浮く家

■解説■

必ずしも、家という存在が地上のみに存在するということはありません。家の中には、浮くことを望む家もあるはずだとある学者は言いました。この家は、そんな家の一つなんでしょうね。浮く浮かないは、家の自由ですが家主にとっては大変そうです。錨でも、とりつけるといいのでしょうか。

題名 仮面

■解説■

仮面を、取り替えてます。人は、その時その時で仮面を取り替えないといけない人もいます。泣いていても、笑顔で。笑顔でも、泣いている。長い人生の中で、いくつの仮面を取り替えていくのでしょうか。僕らにも、仮面は必要ですか。

題名 雨模様

■解説■

たくさんのむ星々が、浮かんでいるここは天体の世界。そんな星たちは、自分らの力だけでは生き残ることができない時が時にはあります。そんな時、天体管理人さんがその星にあったちょっとした手助けをしてあげるそうです。今日は、水不足の星に雨を降らしてますね。雨模様の雲が、にょろにょろと出現しました。僕らにも、何かお手伝いできることがありませんか。

題名 マント

■解説■

風の強い土地です。風が、やむことないこの土地では変わった集団がいます。彼らは、常にちょっとした隆起した丘などにいます。そして、並んで立ちます。風を、受けると彼らの共有マントが勢いよく開きます。彼らは、自分らのマントを誇りに思っているそうです。僕らも、何か誇りになるものをもちたいです。

題名 竜テレビ

■解説■

何台かのテレビが、積みあがってますね。そのテレビの中と外を、自由に行き来をしている生き物がいますよ。竜です。きっと、この竜はテレビが大好きなあまりに現実とテレビの境界線を飛び越える能力を、自然と身につけてしまったのではないでしょうか。さあ、僕らは現実とテレビ、どちらの世界に行きましょうか。

題名 ハリネズミ

■解説■

背中全体が、するどいハリに覆われていますね。ハリネズミさんですかね。背中のハリの一本に人がしがみついてます。なぜ、しがみついているのかは本人しかわかりません。なので、僕らもどのハリかにしがみつくのもいいのかもしれませんね。

題名 水の顔

■解説■

水の顔です。とても、やわらかい顔です。その人が、指でツンツンしょうとしただけで指が顔の表面をやわらか過ぎてつーんと内部に通ってしまいました。そのまま指を、動かさないでくださいね。とても不安定になっていて顔の形が、変わってしまうかもしれませんから。僕らは、ただ見るだけにしましょう。

題名 存在定義

■解説■

その建物ような生き物のようなものは、いつの間にかそこにそそり立って存在していました。いつの時代から、存在していたか本人ですらわかりません。そんな彼の元に、来訪者がやってきました。来訪者は、彼の存在の定義を決めてくれるのかもしれません。僕らには、他人が押し付ける定義を受け入れるか、受け入れないかという自由の選択があるんですよ。

題名 サーフィン

■解説■

今夜も、いい波がきていますよ。夜空の波を、華麗にサーフボードですべる彼。月さんも、驚いてますね。月さんの驚きを、よそに彼のサーフィンは続きます。僕らも、夜空のサーフィンしてみたいですね。

題名 鼻穴

■解説■

扉が、開きます。すると、のしのしと大きな生き物が入り口いっぱい押し上げて出てきました。その生き物の鼻穴。人が、ひょっいと出てきました。この人は、この生き物の鼻穴で、何をしていたんでしょうか。僕らには、かいもくけんとうがつきません。

題名 分子

■解説■

いくつもの同じ形状の分子が並んで繋がってますよ。何の分子なんでしょうね。何の分子かは、分かりませんが繋がりは大切です。僕らの体も、たくさんの分子が繋がって集まって形成しているのでしょうね。

題名 門

■解説■

壁が、続いてます。そして壁の一箇所。門になってますね。門の外から門の中へ道が続いてますよ。壁の上には、街灯なのでしょうが。光塔が、均一に近い形で並んでますよ。その門の両側には、いつもそれぞれ人がいます。守衛といったところですかね。この門を、通るのにはこの守衛さんから許可をもらわないと通れなそうです。僕らに、許可はおりますかね。

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