2006年度の5月作品群です。

題名 成長

■解説■

その植物は、成長するのが激しいようです。勢いよく天に向かって、伸びていってますね。その成長は、とても頼りになり、おもわず人が休息するために寄りかかってしまうほどです。しかし、人が寄りかかろうと植物の成長は止まりません。きっとこのまま成長したら、すごく大きくなるのでしょうね。大きくなったら、もう一度、僕らはここに来たいですね。

題名 逃げる

■解説■

彼は、いつも走ってます。背後から、常に追尾する触手より逃げるために。何処へいっても、彼らはついてきますね。おや、帽子から触手が伸びてます。彼らは、もともと帽子から生まれしものなのかもしれませんね。とりあえず、そのことを必死に逃げる彼に教えてあげるのが僕らの務めかも。

題名 ネコさん

■解説■

突然、目の前に現れました。ネコさんです。突然で驚きましたが、ネコさんはただ黙っているだけ。おや、ネコさんの上に人が乗ってますね。ネコさんの居候でしょうか。とりあえず、僕らは笑顔で握手を求めることがいいのかもしれません。

題名 巨人対話

■解説■

その巨人は、でんと鎮座してます。周りには、いつの間にか仲間の巨人の姿が時とともにいなくなりました。そして、いつしか小人たちが自分のことを珍しがって訪れるようになりました。彼ら小人たちの世界の話を、聞くのは仲間のいない巨人には唯一の楽しみとなりました。さあ、僕らも何か巨人と対話しましょう。

題名 飛来

■解説■

澄み切った大空です。その大空を、見ているとみるみる大きくなる物体。こちらへ、飛行機らしきものが飛来してきますよ。慌てふためく地上の人々かと思いきや、意外に冷静な方々が、多いみたいです。慌てても仕方がないときは、冷静にことを判断することがいいことなのかもしれません。僕らも、常に冷静に判断しましょうね。

題名 観測

■解説■

いくつか開いた窓。その窓から空が見えますよ。星空には、星がつながって星道作ってますよ。それを観測するのが、この観測機の役割なのでしょうね。僕らも、何か手伝えることがあるか。

題名 クネクネ

■解説■

その人は、頭の中でいろいろクネクネと考えているうちに、頭が発達してしまった人なのでしょう。頭から、クネクネと思考が伸びていきます。そして、思考の過程を経て結果が丸い球体となって具現化しました。僕らも、考えすぎると思考が具現化してしまうかもしれませんよ。

題名 虹橋

■解説■

雨上がりの晴れた空。いつの間にか虹の橋ができていることがあります。そんなときは、ラッキーとみんな、虹の橋を渡っていきます。さあ、僕らも虹が消える前に渡りましょう。

題名 戯れ

■解説■

種族が、違っても友情が芽生えるものです。彼らも、人と怪獣という種族が違えども仲良しさんですよ。今日も、仲良く遊んでいる二人です。怪獣は、親愛なる者を自分の長い舌でなめてあげるのがとても好きなようですね。僕らは、温かく見守ってあげましょうね。

題名 いにしえ

■解説■

いにしえより、歴史が続く世界。いつの間にか活動を停止して、その姿を岩にとどめているものたちがいる場所です。意外ないにしえの生き物の化石があるかもしれません。僕らも、探してみましょう。

題名 カゴ

■解説■

出かけるときは、何か荷物を入れるための袋、カゴを持って行くものです。彼も、出かけるときはいつもそのカゴを持って出かけます。しかし、彼は気づきません。いつの間にかカゴに人々が住み着くようになったことに。きっと住み心地のよいカゴなのでしょうね。僕らも、一時お泊りさせてもらいましょうか。

題名 早走

■解説■

くねった道を、勢いよく進む車。両サイドには、何の建物かわかりませんが、上のほうで怪しげな光を発す窓がどの建物にもあります。この場所で、長いするのは危険なようです。僕らも、早く走り抜けましょう。

題名 鳥岩

■解説■

いつのころからでしょうか。その鳥は、飛ぶことをやめて、その岩場にいました。しばらく岩場にいると自然と岩との融合が始まりす。今では、すっかり岩の絵柄の一部と化しています。飛ぶことをやめた鳥も、鳥なんでしょうか。それとも、岩なのでしょうか。僕らには、わかりません。

題名 前進

■解説■

前に、進むことは大切です。たまには、後ろに下がるのもいいかもしれませんが、基本は常に前進を心がけているのが彼らのようです。僕らも、彼らに見習って前進することを忘れないと誓いましょう。

題名 一服

■解説■

その人は、通路の先ででんっと座ってます。そして、煙管に火をともすのでした。遠くには、電波塔が見えますね。眺めのいいここで、一服することは彼に私至福のひと時をもたらすのでしょう。さて、僕らも、一服していきますか。

題名 翼休息

■解説■

毎日、空高く飛び続けるということは鳥でも休みたくなるときが、あります。ましてや、人の姿をした翼人は、特に強い突風など受けると翼が極度に疲労してしまうか弱い生き物なのだそうです。そんな時、翼人たちはきまって草原に古より建つ柱たちの上で、休息をとるのでした。僕らは、そっとその姿を見守りましょう。

題名 一花

■解説■

その谷には、一つの花だけが大地に守られながら大事に咲いているそうです。時折、訪れる旅人たちはその花を見ると長い旅路を越えてきた疲れを癒してくれるといいます。僕らも、一度は訪れてみたいものですね。

題名 門出

■解説■

勢いよくその人の頭から、飛び出してきましたよ。どうやら頭の中で、くすぶっていたクジラさんが旅立ちの日を迎えたようですね。周囲のみんなは、クジラさんの突然の出現にびっくりです。クジラさんは、彼の頭を離れて大海へ向かうそうです。僕らは、クジラさんの新しい門出を祝いつつ、クジラさんを失った彼は今後どうなるかと少し心配するのでした。

題名 河童塔

■解説■

雨が、たくさん降る土地なんです。一年中、雨が降るので、いつしか底の土地の人々は河童を崇拝するようになったそうです。彼らは、河童を称えて塔を建てました。それが、河童塔です。気軽に雨宿りしていいそうなので、僕らも雨宿りに利用させてもらいましょう。

題名 小劇場

■解説■

一つのハコが、あります。そのハコの両側のペダルを回すとするすると、ハコに開いた空洞のカーテンが開きます。そして、勢いよく人形が現れました。どうやら、これは人形劇を上映するための小さな劇場のようですよ。さあ、今から劇の始まりです。僕らも、観ていきましょう。

題名 突出

■解説■

その生き物のようなオブジェは突然、動き出しましたよ。ぐんっと前進して突出しだしました。きっと、ずっとじっとしているのに飽きてしまい、移動することを覚えたのかもしれません。時の流れとともに、ずっとその場にとどまるのはなかなか難しいようですね。僕らも、常に時の中、動き回りましょう。

題名 住処

■解説■

お皿の上のりんごです。おや、りんごを、食べようかと思ったら何かりんごより出てきましたよ。どうやら、りんごを住まいとする者がいるようですね。住処を、失うのはかわいそうなのでそっとしておくのがよろしいみたいですね。

題名 大事な物

■解説■

人それぞれに、何か一つ大事な物というのがあるものです。彼にとって、手で覆っている植物のような人が大事な物のようですね。大切に、そっと手でガードして周囲の攻撃から守っているのでしょう。さあ、僕らはそんな二人をそっとしてあげるのが一番だと思いませんか。

題名 植物発生

■解説■

必ずしも、植物は豊潤な大地に発生するとは限りません。突然、隆起した硬い岩石から寄生するごとく発生することもあるのです。この植物も、そんな植物なのでしょう。そんな植物に、興味深々に覗き込む人がいますよ。きっととても貴種な植物なんでしょう。できれば僕らも、見たいですね。

題名 沈む手

■解説■

そのパイプからは、絶えず何かの液体がでています。その液体の表面には、いくつかの光跡があります。光跡に、見とれて手を近づける。すると、あっという間に、手を勢いよく吸い込んで抜けなくなってしまったではないですか。固まったコンクリートのごとく液体から手が出せません。不思議な液体ですね。くれぐれも、お手を近づけないでください。

題名 歩き出し

■解説■

木とは、普段は周りの流れにあわせて静かに大地に根をはるものです。しかし、時として動かなくてはならないときがあるのかもしれません。この木も、自分がここではない別の場所へ動かなくてはいけないと決意した様子です。その自らの重い根っこを持ち上げて進みだしましたよ。果たして何処へ向かうのでしょうか。僕らは、見守ることしかできません。

題名 持ち歩く

■解説■

人によってはいつも持ち歩く。これがないと出かけられないというものがあります。彼にとって、このランプがそうみたいです。出かけるとき、夜ならいいのですが真昼間ですらランプを持ち歩いているそうです。彼にとって、何か思い入れのあるものなんですね。僕らは、何か大切ないつも持ち歩くものはありますか。

題名 塗装中

■解説■

毎夜、毎夜、雲りではないかぎり月さんは夜空を明るく照らさなくてはいけません。そんな月さんも、連日出番が続くと夜空を照らす輝きがにぶるときがあります。そんなときには、彼を呼びます。彼は、月とか星とか専用の塗装職人なんです。今日も、彼は月さんに真新しい塗装を施してますよ。少し塗装しすぎな気がするのは気のせいでしょうか。僕らに、その月さんを塗装しているものをかけられたらどうなるのでしょうか。試したくなりませんか。

題名 虫呼び

■解説■

そのペンライトの大きなやつみたいものを、かざします。すると、中に入っている物質が、反応しあって独特な輝きを発生させます。その輝きは、普通の輝きと違い虫たちを、呼び寄せることができるのです。虫呼びと呼ばれる道具です。虫たちは、輝きに魅かれて集まってきますよ。僕らも、虫を呼びたいとき、この虫呼びを借りましょう。

題名 並ぶ

■解説■

そのライオンような生き物。二頭、仲良く並んでます。並んでから、しばらく経つのですがピクリとも動きません。誰かを待っているのでしょうか。待ち人来たらずといった感じですかね。僕らも、一緒に待ち人を待ちましょうか。

題名 積む

■解説■

いくつものブロックが、あります。そのブロックを積み重ねるとかなりの高さになります。ブロックのてっぺんに、立つ大きな鳥が下から勢いよく飛び出してきました。手に持っていた葉っぱで、その鳥とアクセスしょうとしてますよ。さて、その思いは鳥に届くかな。僕らも、ブロックのてっぺんを目指しましょう。

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