2006年度の11月作品群です。

題名 ゾウもどき

■解説■

長い鼻が、伸びています。ゾウですかねと近づいてみると違いました。ゾウの姿を着た人でした。ゾウ人とも呼ぶべきなのでしょうか。彼は、なぜゾウでもないのにゾウの姿になろうとしているのか。もしかしたら、人よりもゾウになりたいと願っているかもしれませんね。僕らは、何に返信したいですか。

題名 化学反応

■解説■

スポイトから、一滴の雫が落とされます。すると、ガラス管の中の液体から、何やら煙がもくもくとあがっていきます。化学反応は、ちょっとしたきっかけで起きるんですね。科学者の探究心のおもむくまま、ガラス管に水滴を落としていくと続々と煙が上がり、辺り一面、煙の中になってしまいそうです。僕らは、科学を愛すると共にときたま恐怖することがありませんか。

題名 星を喰らう者

■解説■

空に、浮くたくさんの星たち。星は、誕生して長い年月を経てから寿命終えて消えていくといいます。中には、隕石が落ちたりして消える星もあるそうです。でも、ここら辺の星たちの消える理由はもう一つあります。それは、星を食べて栄養とする生物が雲の中からにょっきと出現して星を食べてしまうことがあるんです。なぜ、そんな生物がいるのかは分かりません。ただ彼は、星を食べることが大好きなようです。今日も、一つの星にかじりついています。僕らは、彼らが僕らの星に来ないことを祈るだけしか出来ません。

題名 怖がらないで

■解説■

一度登ったらいいとして、そこから降りれなくなるということが人生の中にはたまにはあります。そんな時、ほんのちょっとでいいですから助けがあると簡単に降りれそうなことがあります。それが、この生き物とこの人の出会いなのでしょう。彼の助けにより、この生き物は今、下に降りようという決意を感じます。ちょっとした支えの大切さを僕らは忘れてはいけないと思います。

題名 炎へ

■解説■

炎の精霊と出逢いました。炎の精霊は、突然、現れ辺りを焼き尽くしました。その中を炎の精霊の炎の影響を受けずに進む人がいます。彼は、精霊の力を無効化することがてきる特殊な人なのでしょうか。彼が、進むたびに炎の中に一筋の道が出来ていきます。この道を、通れば炎も怖くはありません。僕らも、この道を通っていいですか。

題名 秋風の人

■解説■

その街灯は、ぽつんと一本だけたっています。なぜ、一本だけたっているのか分かりませんが、周辺の人々にとっては憩いの場所として人気だそうです。そんなある日、人々が街灯にきてみると街灯の上に誰かいます。秋風の人です。これから、冬になるため、秋風の人は自分の世界へ急いで帰らないといけないんだそうです。しかし、急ぎすぎて疲れたらしく、ちょっと街灯の上で休息しているのです。人々は、秋の終わりと冬の到来を知るのでした。僕らも、冬の到来に備えて何かしなければならないんではないでしょうか。

題名 音採り

■解説■

見てください、こんなにもここには音たちが漂っていますよ。彼ら、一つ一つに音が秘められているんですね。そんな音の漂う世界に、大きな網を持った人が現れました。彼は、網を一振り二振りして、音たちを捕まえようとしてます。捕まえた音を、じっくり観察して満足がいくと懐にしまうのでした。彼は、音楽家です。ですが、音楽家といっても彼自身が音をつむぎ出すということはなく、ここで音採りをして音たちをつなげて音楽にして発表するのが彼のやり方だそうです。自分では、作らず、自然界に存在する音を採って音楽にするということがいいことなのか、悪いことなのか、僕らにも分かりません。

題名 星乗り

■解説■

星のきれいな夜です。そんな星たちを、眺めていると星が星を見ている前までやってきましたよ。どうやら星乗りをしている人の星のようですね。彼らは、時々、乗り心地が良い星を見つけるとそれにまたがり、星の旅に出ます。彼らの星乗りをしているところをもっと遠くで観測していると流れ星に見えるそうです。この宇宙には、いろんな星があることに僕らは感動しました。

題名 両方キリン

■解説■

道を、進みます。この道は、この人を何処へ連れて行こうとしているのでしょうか。すると、両方から、にょっきと首が出てきましたよ。どうやらキリンと呼ばれる動物のようですね。キリンたちは、彼がここまでたどり着いたことをとても歓迎している様子です。僕らも、道の途中で諦めずに進むことができたなら誰かの歓迎をうけることができるのかもしれないなと思いました。

題名 割れる

■解説■

割れるはずのないものというのが、あります。しかし、時として割れる時もあるんです。鳥の形をした物体が、すっぱりと割れています。中から、人が出てきましたよ。この人は、中で何をしていたのでしょうか。この人の力によって、割れるというのは何かこの人に不思議な力があるのかもしれません。人には、秘めたる力があるといいます。僕らにも、何か秘めたる力があるのでしょうか。

題名 昼寝

■解説■

睡眠とは、生きていくためには必要なものです。ちゃんと夜、寝ているのに昼間、ウトウトしてしまうときが時々あります。そんな時は、昼寝です。現在、みんな、昼寝中みたいです。気持ちよさそうに寝ていて、ヨダレをたらしている大きな生き物にみんな、乗かって寝てますよ。さて、僕らは昼寝するか迷いますね。

題名 背後での操作

■解説■

自分が、誰かに操られていると感じたことはありませんか。そんな時は、案外、背後で自分を操作している人が存在している時があります。この人も、背後で人に背中についたレバーで操作されています。操作されている人は、気づこうにも後ろだし、背中なので分かりません。操作される人、操作する人、この関係をずっと続いていくのでしょうか。僕らは、気づかないうちに誰かに操作されてませんか。

題名 対立

■解説■

それぞれの腕から、ヘビが伸びてきました。そして、お互い威嚇し合ってますよ。対立は、こんな身近なところからも、発生するんですね。その対立を解決するためには何が必要なんでしょうか。お互いのヘビたちも元をただせば、同じ人から発生しているのになぜ、対立は生まれるのかは僕らに理解するにはとてももっと時間が必要なのかもしれませんね。

題名 微妙な感覚

■解説■

それは、何個も積まれていき、高く積み上がってますね。まさに、微妙な感覚によって積まれていったというところでしょうか。今後も、この作業は崩れるまで続きそうです。そう、人は崩れ去らないと永遠に積み上げてしまうと傾向があるそうです。彼らも、始めはほんの少し積み上げればいいかなと思っていました。しかし、今はバビロンのごとく天まで届けといわんばかりに積み上げを続けているのですよ。僕らには、彼らを止めることができません。

題名 煙突

■解説■

三本の煙突があります。モクモクと煙を、吐き続ける煙突たち。そんな煙突たちを、見ているといつまでも見ていて飽きないという人たちがいます。彼も、きっとそんな人たちの一人なんでしょうね。ずっと煙突を見続けるあまりに頭に煙のチリが積もってきています。それほど、彼は煙突好きなのです。僕らも、何かを好きになったらいつまでも静止している時というのがいずれ、訪れるのかもしれません。

題名 カカシ

■解説■

大きなカカシです。太陽の照りつける中、そのカカシは丘に立っていました。はたして、畑もない丘になぜ、このカカシは立っているのでしょうか。それを、知るすべはもうないのかもしれません。ここに、かつて畑があり、やがてなくなり、カカシだけが丈夫なために残ったという説もありますが、僕らには畑のない丘に立つカカシを少し寂しそうな気がするのは気のせいでしょうか。

題名 地底探検

■解説■

地底には、神秘が秘めているような気がします。それため、古来より、地底を探検している人たちがいるそうです。地底を、探検する人たちは多くは地底に眠るといわれる黄金を探しているそうです。しかし、中には黄金以外の本当の神秘を探している人もいるそうです。さあ、地底への道は開けました。僕らも、行きませんか。

題名 河豚

■解説■

普段は、そんな気がないんです。ですが、時折、身体全体が鋭敏なハリたちに包まれることがあるのが、河豚です。そんな河豚と仲良くするには鋼鉄の鎧が必要かなとわざわざ海底まで、鉄の塊でやってきた人がいますよ。彼と河豚には、友情が生まれるといいなと僕らは密かに思いました。

題名 消しゴム

■解説■

何か文字や絵以外でも、消しゴムで消したくなるものが、人にはあるものです。この人も、なぜ、この世界を消そうとしているのでしょうか。過去の消去。見られたくない部分を、含めた世界の消去。世界を、そんなに簡単に消していいものなのでしょうか。消した後、新しく作り直せばいいと言う人もいますが僕らには、この世界に愛着があり、そう簡単に消せません。それは、いけないことなんですか。

題名 ホウキで

■解説■

一本のホウキが、あります。そのホウキに、またがると飛べるような気がしてくるのはなぜでしょうか。僕らの潜在的に空を飛びたいという欲求がそう思わせるのでしょうか。彼は、そんなホウキに乗って飛んでます。月下の飛行は、とても楽しいそうです。僕らも、いつの日か誰でもホウキに乗れば空を飛べる日がくるのでしょうか。

題名 ゾウの煙

■解説■

ゾウの鼻というものは、長いですよね。そのため、この世界にはその長い鼻を生かしてさまざまなことをするゾウたちがいるそうです。このゾウも、その一人です。鼻から、モクモクと煙を出しています。その煙に、魅かれて人々が集まっていますよ。何かいい匂いのする煙なのでしょうか。僕らにとって、このゾウの煙を吸うことがいいことなのか、悪いことなのか、まだわかりません。ただ魅かれるものが、あります。

題名 イチゴ狩り

■解説■

木に、おいしそうなイチゴたちが実ってますね。そのイチゴを、狙う者がいます。ワニです。ワニが、イチゴが大好物とは知りませんでした。しかし、このワニはもしかしたら、他のワニたちとは違って草食でイチゴが主食で生活しているのかもしれません。こんな人が、こんなものを好きなのという意外な一面を見ることがあります。僕らも、今、意外な一面を目撃しているのかもしれませんね。

題名 コーヒータイム

■解説■

コーヒーを、嗜好する人たちにとって一日、何回ありますか、コーヒータイム。この人も、コーヒータイムを今、楽しんでいるようですね。おやおや、そんなコーヒーの中に人がいるようですよ。コーヒー好きのあまりに、コーヒー風呂というところなんでしょうか。人が、コーヒーに入ってしまったことでコーヒーが少し溢れていますね。僕らは、人が入っていないコーヒーを作ってコーヒータイムとしましょうか。

題名 騎乗

■解説■

人の速度では、進められないスピードというものがあります。人は、人の限界以上のスピードを求めました。その目の前にいたのが馬でした。人は、馬に騎乗することで人では出せないスピードと力を得ました。しかし、現在、科学の発達で馬に騎乗する人は一部です。人と馬の関係は、今後、どうなっていくのか僕らにも、わかりません。

題名 桃から

■解説■

川が流れていますね。その川に、桃がどんぶらこと流れてきましたよ。そして、その桃から人が飛び出してきました。彼は、桃人なんでしょうか。きっと桃のようなおいしい考えを持ったひとなんでしょう。僕らは、何から生まれたんですか。

題名 四角顔ウナギ

■解説■

空を、見あげていると見慣れないものが飛んでいる時がありませんか。空には、まだまだたくさんの神秘があるんですね。この空に、飛んでいるものはどうやら四角い顔をして胴体がウナギのごとくうねっている、簡単に名ずれば「四角顔ウナギ」と呼ぶべきでしょうか。その四角い顔の中には、隙間があり、人が乗っていることに僕らは驚くのでした。僕らも、こんな変わった奇妙な生物に乗ることがいつかできるといいですね。

題名 秋空散歩

■解説■

どんな国でも、どんな世界にもあることです。それは、散歩です。人は、なぜ、散歩するのでしょう。心身のため、身体中に現在の四季を感じるために散歩するのかもしれません。この人は、秋空を散歩してますね。僕らも、それぞれの季節ごとの空を散歩したいと思いました。

題名 口

■解説■

それは、口なのでしょうか。それとも、入り口なのでしょうか。その人の目の前には、不気味な口のような入り口があります。すでに、人が入ってますから入っても安心なのかもしれません。しかし、その人は用心深いのでなかなか入ることが出来ないのでした。虎穴に入らずんば虎子を得ずという言葉があります。そもそも、なぜ、僕らは虎子を得なくてはいけないのかということに疑問を持つことがあります。

題名 読書

■解説■

本読むが大好きです。ここは、そんな人たちの集まりなのでしょう。熱心に本を読む人。その人がイス代わりにしているのも本です。そして、その回りで、熱心に本を読む人の本を一緒に読みたいのが大きな人たちが寄ってきています。彼らは、こんな小さな本でも読めるのでしょうか。それとも、イス代わりにしている本を、読みたいのかもしれませんね。僕らも、何か一冊の本を読んでみませんか。

題名 ヘビの壷

■解説■

壷を、運ぶ人がいますね。その壷からは、ヘビがみょろみょろと出てきますよ。どうやら、ヘビたちの壷のようですね。壷とヘビというの相性がいいのでしょうか。とても細長い身体を収納するのに便利なのかもしれませんね。僕らは、ヘビたちを見て細く長く生きていこうと思うのでした。

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